070505 沖縄 那覇ハーリー
初めて漕いだゾー

みなさん元気ですか?
平成7年5月5日に那覇で行われた那覇ハーリーに出場してきました。600年の伝統をもつこのレースに出場できたことはたいへん光栄です。今日はその時の模様をお伝えしたいと思う。

那覇ハーリーはこれら三隻の船で競われる。全長14.55メートル、重さは2.5トン、漕ぎ手は32名、鐘打ち2名、舵取り2名、旗持ち他6名と乗組員が42名になる大型のもので、舳(へさき)には竜頭を、艫(とも)には竜尾の彫り物を飾った特別な舟である。3隻の爬竜舟の色は、濃緑色が「那覇」、黄色が「久米」、黒色は「泊」とされており、この3隻により競漕が行われる。ちなみに「那覇」は日本、「久米」は中国、「泊」は沖縄を象徴すると言われている。

当日はあいにく雨模様でした。沖縄の今の天候は、晴れていると思ったらスコールがくるし、雨だと思ったら晴れたり、予想がつかない天候です。
選手が控える公園にはめいめいテントが張られました。
在沖縄のあらゆる日本人団体、職域団体、アメリカ人、米陸軍・空軍・海軍そして米海兵隊・・・それらが一同にして集まりました。
自衛隊いわく「これは戦争だ」
準戦時体制で臨んでいるのである。

このゴールデンウィークに那覇ハーリーを見に来る人も多いとか。まさか、自分がこれに出るとは、半年前には予想すらしていなかった。
民族衣装に身を包む者、揃いのTシャツでチームをまとめるもの、JALチーム、JTAチーム、ホテルチームなど職域チームは華やかだ。
海の上の戦いの後ではメインステージでフェスティバルをやっている。露天も多い。遊園地も臨時で作られている。この女性はミスオリオンビールだったかな?

オリオンビールは沖縄独自のビールだが、うまい。私は気に入っている。特に生はうまい。
次第に参加者も見物者も集まってくる。
AIR FORCEと書かれた鉢巻した米空軍兵、米国陸軍の鉢巻をした女性兵士たち。彼らは、号令とともに隊列を組んで行進してくる。このときほど他民族国家として認識したことはなかった。それをテレビカメラが追いかける。那覇ハーリーは沖縄の一大行事なのだ。それに出場できるというのはありがたいことだ。

今日、私が出場するチームはBクラスの「オーシャンドラゴンズ」である。Bクラスは、最強のチームが集まるクラスである。
このチームは決勝出場常連のチームで一般チームとしては一番強いのだそうだ。今日の目標は打倒自衛隊チームである。自衛隊は、陸自、海自、空自と各自出場しており、みんな強い。ハーリーが近づくとその練習が仕事だそうな?そりゃ強いわな!仕事として練習できることほど強いものはない。

←オーシャンドラゴンズは女性チームも出場する。屈強の女性計32人を集めるのはたやすいことではない。日頃の指導者の苦労が分かるような気がする。久場監督お疲れ様。漕ぎ手には、シマンチュおり、ウチナンチュおり、アメリカ人おり、トルコ人おり。職業は様々だ。
あー今のうちに英会話の勉強をしておかないと損だな。なんでこんなしんどいことをするのか聞いてみたら「終わった時の達成感がやみつきになる」という答えだった。

まあ、スポーツはこれに限らず、それがありますよね!
我が女性チームの出番だ。頑張れよー。→
船を漕ぐ櫂(かい)は、全員が一つにまとまって力を出す。漕ぐ範囲が限られているから全く同じ動きをしないと可動域が狭くなる。個人の力×人数では計れない。それもまた魅力的である。
一人が疲労で遅れると、その後も同じ動きをしないと櫂があたってしまう。レベルの均一したチームが力を出すのかもしれない。

← 親交のあるチームの人数が足りないというので、借り出されて出てみた。肩のインナーマッスルがちょっと痛かったが、朝からほぐしていたので何ともなかった。それより、革のトレーニングベルトをしていたので途中で息が苦しくなり、はずすこともできずに困った。(^.^)写真を見て分かるだろうか?ベルト(教訓:船を漕ぐ時は、デッドリフト、スクワット用のベルトはダメ。もっと伸びるやつがいい)
何とか漕ぎきったが、5分は長いわ。

さて本戦が始まります。普段穏やかな久場監督の顔に緊張が走る。
「とーる右の前から二番」・・・・ハイッ
さて今度はベルトの穴をひとつ緩めておこう。でもベルトしていないと、立漕ぎするので、めちゃくちゃ腰に負担がかかる。強いチームは立って漕ぐのである。立つと前後の動きに上下の動きが加わって腰に負担がかかるのである。やっぱり立ち漕ぎの方が推進力が強い。まあ死ぬ気でもたった4分足らずである。

手前がオーシャンドラゴン、むこうは優勝候補の航空自衛隊である。こいつに勝てば優勝も夢ではない。
ターンを終えてゴール間近になると腰と肩と前腕に乳酸が溜まる。このために筋トレのメニューも少し変えてきた。これくらいでくたばるわけにはいかない。
久場監督も最後尾で必死で梶をとっている。この梶さばきでタイムはずいぶん変わってくるのである。

でも15秒差で負けてしまった。一般チームは32名がそろって練習することはなかなか難しいが自衛隊はそういう心配はいらない。やっぱりその差かな?
ショックですう(ーー;)

決勝は、手前から空自、海自、陸自である。予選で1位から3位のタイムをたたきだしている。我がオーシャンドラゴンズは4位のタイムであった。
3者の漕ぎ方は全部違う。陸自は、全員建ち漕ぎでストロークよりも回転数で進むタイプ。海自はストロークと回転数を両立するタイプ。空自は、座り漕ぎも交えてストロークと回転数を両立するタイプであった。
結果は、海自と陸自が同時にゴール。空自がすでにバンザイしている。

海自の二人が喜んで飛び込んでしまった。大阪の道頓堀出身かな?
写真判定の結果、陸自の優勝。海自しばし沈黙。でも陸自は、ちょっとフライング気味でタイム的には海自が勝っていたと思う。
また来年頑張りなさいよ!
自衛隊の面々は、私の子供くらいの年齢ばっかりだった。

戦いの後は恒例の残念会。

久場監督お疲れ様でした。出していただいてありがとうございます。いい思い出になりました。
後の亡霊みたいな人は新城さんという方です。この人がいないと沖縄電力は発電ができないという立派な方なのです。でも下半身には人格がないようです。左のおねえちゃんはトルコから来てます。

私なんかこんなことできますよーといって開脚を見せてくれました。内地から来ている方でしたが「もう二度と恋はしません」といっていたので、逃避行なんかな?沖縄はそういう方々が非常に多いようでございます。後で赤嶺君と仲村君がいやらしー目つきで見ていますね。
ではまた来年会いましょう。